流れ星と君。
好きなんだよ


楓side






 懐かしい校舎。懐かしい制服。





「懐かしいなー…」




「楓、おじさんみたいに言わないで
 よ。」



 隣でくすくすと笑う蒼。





「か…えで…?楓!!!!」




 校舎の方から叫び声が聞こえてき
た。




「この声は…海!!!」



 海は、俺と同じクラスだった。よ
く二人で授業サボったりしていた、
悪友。



 なんて言ったら怒るけど。





< 132 / 160 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop