流れ星と君。


 特別教室でも教室と同じ席順のた
め、隣には龍崎楓がいた。

「よくここが分かったね。

 誰かが案内を?」

まぁ、案内してくれそうな人はたく
さんいるだろうけど。

「え?あぁ、このクラスの男子に案
 内してもらったんだ。

 いい人たちだねぇ。」


 わぁ…のほほんしてる…

「もう友達になったの?早いね。」


「ははは。あ、そういえば…」

「どうしたの?」


「教科書見せてほしいんだけど…
 いいかな。

 前のとここのやつ違っててさ。」

「どうぞどうぞ」

「ありがとう。」
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