流れ星と君。
「な…何、エイカ。
気持ち悪い…」
「ふふふーん。何でもないよぉ」
何だかよく分からないけど、何と
か誤解は解けたみたいで良かった。
「それよりさ、瑠衣。
例の彼が落としたネックレス、持
ってる?」
「う、うん。
だけどさ、高そうなものだししま
っちゃった。」
「へぇー。後もうひとつ。
彼、引っ越してきたんだよね?」
「うん。」
「背、高かったんだよね?」
「だから、そうだってば。」
少し考えるような仕草をするエイ
カ。
しばらくして、はっと思いついた
ように顔を上げる。
「その彼ってもしかして-!!!」
「あ、瑠衣!!やっと見つけたー。」