流れ星と君。





 彼が去ってから、何分経ったのだ
ろう。
 ボーっとしていた私は、本来の目
的を思い出し、上まで上がる。

 
 すると、そこに何か光るものが見
えた。

「何?これ…」

 手に取ってみると、ネックレスの
ようだった。


「あ…きっとさっきの人が落とした
 んだ…!
 届けないと…!!」
 

 そこまで言ってはっとする。



「彼、どこに住んでるんだろう…」

 それに、さっき言っていた。
< 4 / 160 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop