流れ星と君。

「美穂ちゃん!ってアレ?」

 きょろきょろと中を見回す。美穂
ちゃんの姿はなかった。
 トイレにでも行ったかな…。



「まぁ、ちょっと待っとこ…」

「美穂ちゃんって、平田美穂ちゃん
 のこと?」



 いつの間にいたのか、目の前にチ
ャラそうな人が立っていた。



「あーはい…そうです…」


 思わず顔を伏せる。


 この人、ちょっと苦手だな…。



< 42 / 160 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop