流れ星と君。

 鏡を見た私は驚いた。

 むくみはなくなり、目の腫れも目
立たなくなっている。


「どーんなもんよっ!」

「最強っす…エイカさん…」

「だから、キャラ違うって!!」

「あははっ!」

「ほら、学校行くよ!!

 瑠衣ママ!瑠衣パパ!徹君!

 お世話になりました!!」

「また来てねーエイカちゃん。」

「いつでも来いよー。」

「さよならっす、エイカさん。」


 家族は皆エイカが気に入っている
ので、娘そっちのけでエイカに手を
振っている。


「行ってきまーす。」

「行ってらっしゃい。」
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