流れ星と君。
「あっ…そういえば…」


「どうしたの?瑠衣。」


 あの夜のことをエイカに話そうと
思っていたことを思い出す。

「実はね、冬休みあの丘に流星群見
 に行ったんだ。」

「またぁ?よく行けるねぇ。」

「それでね、そこで不思議な男の子
 に会ったんだ。」


「…不思議な男の子?」

「うん。それでね-」

 私はあのときのことを事細かに説
明した。
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