流れ星と君。




 本当はいつもの道はもうひとつ先
の二手に分かれた道で曲がるのだが、
今日は遠回りして帰ろう。










「瑠衣!!」









 ぴたっと反射的に止まる足。

















「蒼に…会いに行ってくる。
 


 瑠衣…本当にありがとう。




 君に出会えて…よかった…っ」








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