LOVE train*
「彩希。 ずっとお前に会いたかった。」







え?








え?? これは…夢?







―――ぺちっ







頬っぺたを叩いてみたが、痛かった。








「痛ぁ…」








「ちょっとこっちこい。」






グッと腕を引っ張られ 路地に連れて行かれた。







ここへんの路地は一歩入ると 人通りがほとんどなくなる。








「きゃっ ちょ、ちょっとっ!!」







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