前作では主人公に作られたキャラであるシュウが現実へ、というお話でしたが、続編である本作では逆にひかりが作られた世界へ、というお話です。
今回もひかりは彼女なりに頑張りますが、とある勘違いからとんでもない方向へ。何度ハラハラして「違う!ちゃんと話をして」と言いたくなったことでしょう。
相思相愛なはずなのに、自身のコンプレックスや創造主としての苦しみ。思いやる気持ちゆえに、2人に深い亀裂をもたらして。
ひかりの行動は決して褒められたものではありませんが、彼女なりに悩んだ末なのでどうにもやりきれなさが。
一方、現実(リアル)では新しい登場人物が現れ、お兄ちゃんと協力しますが、この2人の仲もやきもきします。シュウとひかりもこちらもどうなるやら。
ラストは驚愕の結末ですが、続編がありますからご安心を。先が気になること請け合いです。