嫌い、嫌い、嫌い、のち好き




ご飯、楽しみだな〜!


さっきまでのイラつきも吹っ飛んでルンルンで教室に入る




「なつめちゃんおはよう!♡」



「わっ!!!!!ゆ、柚季!も〜、いきなり抱きついてきたからびっくりしたよ〜」


「へへへぇ〜♡」



なんでこんなに可愛いんだ!!!



「なつめちゃん、汗かなんかかいた?メイク落ちてるよ?」


うっつわ最悪朝のあれだ…



「そうそう誰かさんのせいで学校まで走ってきたんだよ?!ほんとありえな「ついてきたのお前だろ?」」



出たコイツ………


「それはあんたの勘違い。最初に走ったの私だし〜」



「いたっ!!!!」



おでこデコピンされた



「あんたって誰。瞬って名前、あるんだけど」


そういえば、ずっと黒髪とか、コイツとかだったな



「2人ってさ!仲良いよね!」




「「それはありえない」」


迷わず即答



「ほら!なんかすごい!同じこと言ってるし!」



「おいお前俺の真似すんなよ」




「してないから!てかあんただって私のことお前ってよんでんじゃん!」




「わかった、お前のこと今日からなつめって呼ぶからお前も俺のこと瞬ってよべよ」



か、か、か、顔近いし!!!!!



スタスタどっかにいくあいつ…瞬。



(不覚にもドキドキしちゃった…)











< 33 / 40 >

この作品をシェア

pagetop