花言葉を君に。~あふたーでぃず~



そして楓にぃにとの恋にきちんと終止符を打った紫苑。

それをすぐには受け止められないかもしれないけれど、前に進んでることは確かです。


きっと、紫苑が昔から願っていた“強くなりたい”ということが、叶ったのではないかと思います。


それにしても、楓にぃには確信犯ですね(笑)

もう、天然すぎるにも程があります!(笑)



でも、きっと楓にぃにはずっと気づいてました。

それでも兄として接していたことに意味があるのかもしれません。







そして和泉。

和泉は一番辛い立場です。

だって愛する人は自分を愛してくれていないとわかっていたんですから。


それでも紫苑を愛し続けた和泉は本当にステキな人だと思います。



ずっと紫苑の心の支えになってくれていた和泉。

そんな和泉と一緒になったからこそ、紫苑は強くなれた。


本人は気づいていないかもしれませんが、ずっと昔から和泉の大きな愛に包まれていたんですね。







そんな二人に育てられた楓香はどんな人になるのでしょう?


いつか自分の名前の意味を、本当の理由を知るときが来るのでしょうか?


そのとき紫苑を、自分の母親をどう思うのでしょう?



・・・きっと誇らしく思うような気がします。

まっすぐに自分らしく振る舞える、芯のしっかりした人になってほしいですね。
< 31 / 32 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop