凛桜~過酷な最強プリンセス~
「凛ちゃん………双龍のこと、大切に思ってくれているだね………」
港が微かに瞳を涙で潤しながら言った
凛のあの言葉で、俺達が凛にとってどんな存在なのかが伝わってきた
ありがとな、凛
でも、凛と幹部達の会話はまだ終わってはいなかった
「双龍か………。でも、僕はまた“桜”としてリンリンに活動して欲しいな」
「………悪いけど、今は「“凛桜”として活動している」………なんで知ってる」
は………?
凛が“桜”で“凛桜”だと………?
そんな俺の心の中の疑問の答えを言うように会話は続いていく