凛桜~過酷な最強プリンセス~
浩ちゃんはあたしにはっきり断られたから、シュンとなってしまった
それを視界の隅に入れるけど何事もなかったように無視をした
そこに來ちゃんが声をかけた
「凛、もうそろそろ時間だ。教室行くぞ」
「………はーい」
あたしはそう言って教科書が詰まった鞄を肩にかけて、來ちゃんの後をついて行った
「浩ちゃん、バイバイ」
理事長室を出る前にそう声をかけた
浩ちゃんは大きく手を振る
來ちゃんはその姿を見てから、フッと笑って歩いて行った