甘いシュガー
「可愛いやつ。
なかなか会えない…大丈夫?」
そうだよね…。分かってるけど辛いな。
「湯川。
今の時代はこれがあるからな!」
そう言って先生は携帯を出した。
そうだよね!
電話も出来るし
メールも出来る!
なにより私は先生の彼女になれたんだ!
先生の彼女になれたんだから強くならなきゃ。
私たちは何度も頬をつねった。
夢じゃないことを何度も確かめた。
お互いの頬をつねったせいでお互い頬が真っ赤になった。
先生と顔を見合わせて笑った。