イジワルなキミの隣で


「では、バイトがあるので失礼します」



俯く智沙先輩に声をかけ、肩にかけたカバンの取っ手をギュッと握る。



反応のない先輩を見て少しだけ後悔した。


< 346 / 420 >

この作品をシェア

pagetop