イジワルなキミの隣で


なんとなく予想はつく。


だから頷いてみせた。



「この前はマジでごめん」



「え?」



突然


なんの突拍子もなくそんなことを言う近藤君に首を傾げる。



「ちーちゃんの気持ち考えないであんな写メ見せたこと、めちゃくちゃ後悔してる」



あ……。


そのことか。


一瞬、なんのことかわからなかった。



「嫌われても仕方ないようなことしたなって、ずっと謝らなきゃって思ってた」


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