シェアハウスのミュージシャン
このあと、賢介達と合流した頃には、すっかり日は沈み、辺りは真っ暗になっていて、観覧車などが、綺麗にライトアップされていた。
賢介「さてと。そろそろ、帰るか。」
「そーだね。」
哲「なんか。帰り食べて帰ろーぜ。」
ひろ「お!いいじゃん。」
そんな会話をしている間に、ゲートをくぐり抜け、車が止まってある駐車場に着いた。
私は行きと同じように運転席に乗ろうとしたら、
ガチャ。
ひろ「俺が運転するわ。」
「え?いいの?」
ひろ「あぁ。」
「大丈夫?下手くそじゃない?」
ひろ「大丈夫だ!お前より運転うめーよ。」
「そーですかー。じゃ私後ろに乗っときまーす。」
なんか、ムカつくなー。優しいけど、ムカつく…笑