シェアハウスのミュージシャン
そして…
鳴り止まない台所からの音、
ガシャン!
ガシャガシャガシャ
どシャン!
台所をのぞいて見ると、小百合は何かを一生懸命作っていた。
「あの…?」
「あ!沙織ちゃん。おはよう!」
「何してるんですか?」
「いやー。3人になんか作ろと思ったんだけど…やっぱり料理は苦手だ。」
ペロッと舌を出して言う小百合さん。
「手伝いますよ。」
「本当?やった!」
「何作ります?」
「えっとね、ー。」