シェアハウスのミュージシャン



先生「おしっ。入ってこい!!」

いつの間にか。先生は、話をし終わって、転校生の話をしていた。


ガラッ


「「「「きゃーーー!」」」」


女子の甲高い声が教室に響く。


うるさいなー。と反射的に目をつむる。





…ん?転校生?まさか!!


ぱちっと目を開けると、この学校の制服をこれまた着崩してる光栄の姿…



引っ越すとは、聞いてたけど…まさか同じクラスとは…



光栄「AC高校から来た、志田光栄です。
よろしくな!」

「え?!AC高校ってバスケの強豪校じゃん!」

「志田光栄って。元バスケ部のキャプテンだってよー。」

「イケメンでバスケ上手くて、有名だよねー。」

「ほら。雑誌にも載ってたよー、」

「期待されてるって言ってた。大学の推薦もあるみたいだよー。」

「ひろと同じ、選抜にもえらばれたんだって。」

「ひろといい勝負!!じゃん。」




あらあらー。もう人気が、、

私はひろの方を向き


「人気やばくない?」

ひろ「あぁ。光栄だからな、」

「ファン取られるんじゃないの?」

ひろ「…大丈夫だろ!!」

「いやー。まぁ、あの2人のファンは確実に少なくなるな!」

ひろ「いや、哲と賢介は女子の扱い方うまいからなー。」

「じゃ、ひろのファンが激減で。」

ひろ「おいおい。」

先生「じゃー。席は七瀬の…って言っても分から…「大丈夫です。分かります。」

早苗「えー?なにイケメンと知り合い?」

ひろ「こいつの中学時代の元彼」

早苗「うそぉ!光は知ってるの?」

「光は、一応小学から一緒だったし。」
早苗「ひどーい。」

「ごめん。ごめん。元彼だからさ。」

早苗「むーーー。」

「ほら、飴あげるから。」

早苗「まぁ、いっか。飴もーらい。」

「もー。くすっ」





バンッ!



いきなり机を叩かれた

「え?!」

光栄「よろしくなー!」

「まさか、同じクラスとはね、」

光栄「まぁ、嬉しいだろ?」

「新鮮ちゃ、新鮮だね。ほら、あんた後ろでしょ?」

光栄「あぁ。よろしくな、ひろも。」

ひろ「うるさい奴が来たぜー。」

光栄「おい、ひろ!」

先生「おい、うるさいぞ!」

光栄「はーい、」
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