シェアハウスのミュージシャン
「やばーい。寝坊しちゃった!!」
私は、寝坊してしまった。
私達は、寝てる人を起こさないのが掟だ。変だけど、私が寝ている3人は起こさないって言ったのが始まり。
何と無く、私が起こすまで寝ているのがムカつくからだ。
「やばーい!!」
なんとか学校に着いたけど安心出来ない。
靴箱が遠いし、2階だからだ。
ガラッ!
「はぁはぁはぁ。」
入ったと同時にチャイムが鳴り先生が入って来た。
ギリギリ間に合ったー。
私はまだ、肩で息しながら自分の席に着いた。
つく前に、ひろに口パクで、「バカ」
って言われたけど…
今日の夜ご飯ひろのだけ作らないもーん。
なんて、子供っぽい考えをしていたら、
HRが始まった。
それとなく、聞いていた、
先生「えー。今日は体育委員。委員会あるからな。」
「え!マジ?!」
先生「おう!マジ。放課後来いよ。」
「はーい。」
他は、つまらない内容でHRが終わった。
HRが終わると、早苗が
早苗「ギリギリだったねー。」
「本当。朝から運動し過ぎたよー。」
早苗「ははっ。」
ひろ「バカ。」
「んっ!べーーーだ。
てか、お弁当作ってないんだよねー。」
早苗「お金は?」
「あ、あるよ」
早苗「しゃーない。食堂に付き合っ…「沙織、一緒に食堂行くか?」
「え?光栄と!!」
早苗との話を割り込んできたのは、光栄だった。
「ご飯は?」
光栄「俺は大体コンビニか食堂。」
「そーなの。」
光栄「おう。じゃ決まりな!」
「あ、うん。」
私が言うと何処かに行ってしまった。
まだ来て数日しか経っていないのに、
友達も多い。
流石、光栄だね。
って事より…
「早苗。ありがとう。だけど今日は光栄と行くね。光と楽しんで。」
早苗「オッケー。」
「ごめんね〜。」