シェアハウスのミュージシャン









ショッピングモール


光「どこ行くぅ〜?」

哲「うーん。どこ行きたい?」

早苗「はいはいはいはい!私、ピアス見に行きたい!」

哲「お!早苗ちゃん!だよね?」

早苗「うん!!よろしくね!哲くん♪」

哲「哲でいいぜ!早苗!」

早苗「うっ、うん\\\\\\\\\\\」


そーいえば…早苗…哲の事、好きなんだっけ。



なんか、お似合いだなぁー。


賢介「おっ!2人は仲良いなぁー。」

光「いいよ。2人行ってくる⁇」

哲「まじぃ?いいの?」

早苗「じゃ、行く⁇」

哲「おう!行こっ!」



賢介「なら、行くか?橘。」

「ちょ、光!!」

光「何?」

「賢介と行きなよ!!」

光「はぁ?2人で⁇」

「うん!」

前に賢介が教えてくれてた。
同じクラスの光が好きだって事を。


光「うーん。分かった。じゃ行く?北野?」

賢介「おう!!あと、賢介でいいぜ!」

光「じゃ、私も光でいいよ。」


ふふっ。賢介嬉しそ。


賢介「じゃ、また連絡するな!」

「うん!」

賢介「行くぞ!!光!!」

光「ちょっ、とーーーー!」


あぁー。行っちゃた。


1人だ…何しよっかな…




とりあえず…ピアス見にいこっ!


てか、1人ってこんなにも浮くんだ…


周りにはカップルが多く、他は友達どうしが多い…


はぁは〜。


せっかく皆と来たのになぁー。

ピアスを見たけどいいのは無く…



何をしようかブラブラ歩いていた。


迎えから来る人に気づかず…


ドンッ!

「すいませ…」

ぶつかった相手は…菜奈華と一緒にいる


ーーーーーーーーひろ…


「ごめん…」

奈菜華「あれェ〜沙織。1人⁇」

「いや…ちょとね。」

ひろ「賢介達は?」

「…ちょと…」

奈菜華「そーなんだぁ〜。さみしいね〜。」

「へへっ、別に…じゃ、行くね…」

私は立ち去ろうとしたら、


ぐいっ


腕を引っ張られた…


「…なっ何?」

私は顔だけ振り返った。

ひろ「…」

「何もないなら行くね…」

それでも、ひろは手を離してくれなかった。


奈菜華「もー。ひろ!行こうよ。」

「離してくれる…大高…」

ひろ「!!!!!!」



私は無理やり行こうとしたら、

光栄「ごめんごめん。沙織。」

「こう…えい」

光栄「あれ?ひろ?それに…剣崎!」

奈菜華「なぁ〜んだ。志田君、沙織とデート中なんだぁ〜。」

「…」

光栄「あぁ、そうなんだ、行こっか。」

「…うん。」


私は光栄に手を引っ張られて、振り向かずに行こうとした。
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