精一杯のLOVEをあなたに。。。
「斗真~?
熱があるんだから、寝てなきゃだめだよ。
エンジェルには休むって電話しといたからね…」
そう言ってエリカは俺のおでこに冷却シートを貼りにきた。
「はい。お粥作ったからちゃんと食べてね」
そういってやさしく微笑むエリカにただ頷いた。
そこにいたのは
俺が家を出てくと告げる前のエリカ…
「斗真ごめんね…調子悪いのに、部屋の中綺麗に片付けてくれたんだね。」
「あ…いや。」
「うふふ。あのね?おかゆって結構難しいんだね?
1度目はこげちゃった!!」
俺は何も聞けなかった。
こんな風に笑うエリカを見たのは久しぶりだったから。