精一杯のLOVEをあなたに。。。
第8章☆半狂乱の夜の出来事
俺は無言で部屋に入り、ボストンバックに手当たりしだいに洋服を詰め込んだ。
とりあえず家をでる。
そう決めた。
これ以上、もうエリカに付き合ってはいられない。
涙で頬をぬらしながら一人駅へと歩く葵の姿を想像した…
エリカの嘘の為に、そんな葵をほったらかして帰ってきた俺は…
自分で自分が滑稽に思えた。