精一杯のLOVEをあなたに。。。
第10章☆つかのまの幸せ
「斗真?」
「ん?」
エリカさんのことは?
家へと帰る道のり。
一瞬出かかった言葉を飲み込んだ。
「…何でもない。
呼んでみただけ~みたいな」
ニコッとごまかし笑顔の私に
「お前って結構幼いな?」
なんて意地悪な言葉を返してくる。
「悪い?
そんなこというなら、もう家いれてあげないよ~」
「っていうか、おれ鍵もってるもーん。お先に」
合鍵をチラッとだけ見せてツカツカと歩きだす斗真を追いかける。
「もう~待ってよ~一個ヒール壊れて歩きにくいんだから~」
何にも言わない斗真のことが、少しだけ気になった。
エリカさんの状態が本当だとすれば、そんなに簡単に家をでられるわけがない?
そんな気がしたから…
でも、斗真が何も言いたくないなら、無理に聞かない方がいい…
あんなに待ち望んでた斗真と新しいスタートの夜、
私の胸には新たな不安がめばえていた。
「ん?」
エリカさんのことは?
家へと帰る道のり。
一瞬出かかった言葉を飲み込んだ。
「…何でもない。
呼んでみただけ~みたいな」
ニコッとごまかし笑顔の私に
「お前って結構幼いな?」
なんて意地悪な言葉を返してくる。
「悪い?
そんなこというなら、もう家いれてあげないよ~」
「っていうか、おれ鍵もってるもーん。お先に」
合鍵をチラッとだけ見せてツカツカと歩きだす斗真を追いかける。
「もう~待ってよ~一個ヒール壊れて歩きにくいんだから~」
何にも言わない斗真のことが、少しだけ気になった。
エリカさんの状態が本当だとすれば、そんなに簡単に家をでられるわけがない?
そんな気がしたから…
でも、斗真が何も言いたくないなら、無理に聞かない方がいい…
あんなに待ち望んでた斗真と新しいスタートの夜、
私の胸には新たな不安がめばえていた。