精一杯のLOVEをあなたに。。。

「ご自宅はどちらですか?」


サングラスにマッチョの人に話しかけられた。


見た目はかなり恐いのに、口調がかなり丁寧なので違和感を感じる…


そんな第一印象のインパクトがすごすぎて素直に聞かれたことに答えていた


「あ…西町駅の…すぐそばなんですけど…」


「では、お乗りください。

ちなみにタクシー乗り場は長蛇の列でしたから、かなりの時間がかかりますよ」

「…は…い」


結局私はリュウさんの車で送ってもらうことになっていた。

「俺が赤ん坊の頃からずっと親父の運転手兼ボディーガードしてくれてる若松さん。」


車の中でリュウさんが教えてくれた。


サングラスにマッチョの人の正体。


ボディーガードね…
どうりで有無を言わさない威圧感を感じたわけね。


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