精一杯のLOVEをあなたに。。。
曲がりくねった山道を車は勢いよく登っていく。
ところどころに『急カーブ速度落とせ』という看板。
確かにカーブがきつくて、体が右へ左へと揺さぶられた。
「斗真?安全運転でお願いね」
思わず、手を合わせながらそう言った。
そしていつしか、あたりはうす暗くなり、山道はすぐに真っ暗闇に包まれた。
霊感があるわけでもないのに、ほんの少し背筋のあたりが寒くなったけど
たまに行き交う車のヘッドライトのあかりにほっとした。
この人はこんな夜に山の頂上に車を走らせ、いったい何をしようというのか?
少し不安顔で斗真の横顔を見つめたその時…
やっと第2の目的地に到着したようだった。
沿道には車が何十台もハザードランプを点滅させてとまっていた。
「さてと、到着」
足元もよく見えない暗闇の中、しっかり繋いだ斗真の手だけが頼りで、後ろをソロソロとついて行く。
すぐにかなり広い休憩所らしきものが見えた。
そこにたくさん置いてあるベンチには、目のやり場に困るくらいイチャイチャしているカップルが占領していた。
「暗いからって、みんな大胆だわ…こっちが照れるよね?」
「そだな。あっ…葵こっち」
名前を呼ばれ、急に手を強く引っ張られた。
「ん?あっ…えっ?」
突然目の前に広がるものすごい光景に驚いて言葉がでなかった。
ところどころに『急カーブ速度落とせ』という看板。
確かにカーブがきつくて、体が右へ左へと揺さぶられた。
「斗真?安全運転でお願いね」
思わず、手を合わせながらそう言った。
そしていつしか、あたりはうす暗くなり、山道はすぐに真っ暗闇に包まれた。
霊感があるわけでもないのに、ほんの少し背筋のあたりが寒くなったけど
たまに行き交う車のヘッドライトのあかりにほっとした。
この人はこんな夜に山の頂上に車を走らせ、いったい何をしようというのか?
少し不安顔で斗真の横顔を見つめたその時…
やっと第2の目的地に到着したようだった。
沿道には車が何十台もハザードランプを点滅させてとまっていた。
「さてと、到着」
足元もよく見えない暗闇の中、しっかり繋いだ斗真の手だけが頼りで、後ろをソロソロとついて行く。
すぐにかなり広い休憩所らしきものが見えた。
そこにたくさん置いてあるベンチには、目のやり場に困るくらいイチャイチャしているカップルが占領していた。
「暗いからって、みんな大胆だわ…こっちが照れるよね?」
「そだな。あっ…葵こっち」
名前を呼ばれ、急に手を強く引っ張られた。
「ん?あっ…えっ?」
突然目の前に広がるものすごい光景に驚いて言葉がでなかった。