精一杯のLOVEをあなたに。。。
「葵?

あのさ…警察に被害届出したほうがいいんじゃない?

こんな目にあわせたやつら捕まえたいじゃん?」


救急箱を片付けながら、香織はそんな提案をした。


「でも…」


「わかるよ。思い出したくない気持ち…
でも許せないよ、あたしは…」


私のために怒りをあらわにする香織。


迷ったけど香織には正直に話す事にした。


「ね?香織。

今から話す事、斗真には絶対に言わないって約束してくれる?」


不思議そうにしながらも香織は了解した。


そして私は

この間エステの店に来たエリカさんとの出来事を説明した。

そして…

今日襲った男たちが自分の名前を知ってた事も…


「…何それ?

そんな脅しみたいな事まで言われて…

何で斗真に言わないのよ?言えばいいじゃん?」


「……」


私は少し答えに困った。

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