精一杯のLOVEをあなたに。。。
「っていうか、それと今回の事とどういう関係が?

ってもしかして?」


ハッと大きく口をあけた香織は、私が考えていることに気づいたようす。


「疑いたくはないけど…」


「じゃぁ~尚更行こうよ。警察!」


そう言って立ち上がった香織の手を私は握った。


「だから行かないんだよ?」


意味がわからないといった様子の香織はとりあえず座って私を見つめた。


「もしもね…仮に今回のことにエリカさんが関わってたとしたら……


斗真はきっと自分を責める。
そして、斗真はきっと自分を許さないと思う…」


「でもさ~」


香織は、途中で言葉を止め、片手で髪をクシャッとかき上げ瞳を閉じた。



「お願い…香織…

それでなくても斗真は…
きっと自分のせいだと思って、自分を責めてるはず…


もう斗真の悲しむ顔は見たくない…の

私は大丈夫だから。
斗真が一緒にいてくれたら…
それだけで私は元気でいられるから。」


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