精一杯のLOVEをあなたに。。。
「え?…もう明日からって?」


ハンバーグにナイフを入れようとしていた斗真は、急に驚いた顔になり、ナイフをおいた。


「うん…。お店も忙しそうだし…奈緒ちゃんにも迷惑かけちゃうしね?」


顔や目の腫れはひいた。
赤紫色だった殴られた後も薄い黄緑色になった。

これなら化粧で十分隠せるはず。


「…そっか…ラウンジも?」


コクリと頷く私に、斗真は反対することはしなかった。



ただ…


「帰りは葵の店まで俺が迎えにいくからな…」


「あ…うん」


ほんとは「大丈夫だよ」って言おうとしたんだけど…


斗真の心配してる顔を見て、素直に甘えようって思った。



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