精一杯のLOVEをあなたに。。。
第15章☆暗くて深い闇をさまよう2人
変な胸騒ぎがしていた。

さっきから何度も斗真の携帯に電話をかけているのにつながらない…


コール音はなってるのに出ない…


深夜2時。


どうしたんだろ?


ほんの2時間前…
ラウンジの店が終わる少し前に斗真から届いたメール。



『葵…ごめん。
ちょっと用事が出来た。

ちゃんとタクシーで帰れよ』



用事…って?


今日から出勤する私を、心配して店の前まで迎えに行くって言ってたのに……


なんとなく変な気がしたけど、追求することもなく了解の2文字を打ち込んで送信した。


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