精一杯のLOVEをあなたに。。。



…そういうこと?


だから、散歩に誘ってくれたんだと気づいた。


私に気をつかってくれたんだ…?


私を少しでも悲しませないために……。


そんな斗真の優しさを理解しても、素直に「はい」なんて言えなかった。


「…何で?

何で私の所に戻って来てくれないの…?」


斗真の表情が曇った…


目を少し細めて遠くを見つめる姿…

それもいつか見た光景だった。


なんだか急に斗真が遠くにいっちゃったように感じた…。


もう私の気持ちが
斗真に届く事はないのかな…?
< 316 / 350 >

この作品をシェア

pagetop