精一杯のLOVEをあなたに。。。

side:斗真





何がどうってわけでもないけど

俺の目の前に座ってる葵とのこの距離感が妙に落ち着いた。


なんでこんなに穏やかな気持ちになれるのか?


こんな感覚は
今まで感じた事がなかったから、不思議だった。



葵の事を思い出せたわけじゃないのに…


一緒にいればいるほど


葵の存在が、俺の中に染み込んでいくような気がした。
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