反響ノイズ

着いた先は古びたビル

もう何年も使われていないであろうそれは、怪しげな雰囲気をかもし出している。

そんなものに興味がないからズカズカと足を踏み入れて行く。

三階の一番左の部屋
そこが目的地だ。
今だベッドフォンから流れ続けるお気に入りの曲

確か、四人組のバンドだった気がするな…
消えそうなvocalの声に弾かれたんだ。似ている気がして…

なんて思っていると、目の前には錆びれたドアノブ

ドアを開けて中へと進む
部屋は昔会議室にでも使われていたのか防音設備がついている。
< 3 / 11 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop