魔法と愛、ときたま冒険
またしても汐に衝撃が走る。



あの、あの可愛い私の夜邐が、
結婚式!?!?!?!?!?!?!?!

こんなに悲しいことはないわ。





『んでね、汐たん。

結婚式ね、明日。』





「はぁぁぁぁぁぁん?


ゴルァ白虎!
お前はいつ!
うちの娘を!
嫁にする許可を得た!?」






《いや、娘じゃねーし。
夜の両親には許可得てるし。
お前にンなこと言われる筋合いねーし。
さっさと消えて?
俺、夜と戯れるから。》
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