チャラ男とちょうちょ
出逢ってしまったあたしたち
フラッシュがまぶしい。
シャッターを切る音がスタジオに響く。
髪を丁寧に巻いてもらって、お気に入りのドレスを身に纏う。
「お疲れさまでしたー!次、インタビューいいですか?」
「はーい!ってゆーか、もうインタビューする内容ないんじゃないですか?」
あたしがそう言うとスタッフの方が笑った。
「お疲れ、リオナ」
「撮影楽しいけどさ、飽きないのかな?あたしで」
「まぁまぁ」
「ベストジーニストみたいに、殿堂入りとかないのかなー」
「そんなこというなよ、店のためにも」
「はいはい、わかりました」
撮影とかインタビューとか言ってるけど、あたしはアイドルでもなければモデルでもない。
ただの、キャバ嬢。
今日は、毎月発行されるフリーマガジンの撮影だったのだ。
このフリーマガジンには、サイトからの投票が多い上位3名が載ることができる。
ありがたいことに、あたしはここ数ヶ月載らせてもらうことができている。
シャッターを切る音がスタジオに響く。
髪を丁寧に巻いてもらって、お気に入りのドレスを身に纏う。
「お疲れさまでしたー!次、インタビューいいですか?」
「はーい!ってゆーか、もうインタビューする内容ないんじゃないですか?」
あたしがそう言うとスタッフの方が笑った。
「お疲れ、リオナ」
「撮影楽しいけどさ、飽きないのかな?あたしで」
「まぁまぁ」
「ベストジーニストみたいに、殿堂入りとかないのかなー」
「そんなこというなよ、店のためにも」
「はいはい、わかりました」
撮影とかインタビューとか言ってるけど、あたしはアイドルでもなければモデルでもない。
ただの、キャバ嬢。
今日は、毎月発行されるフリーマガジンの撮影だったのだ。
このフリーマガジンには、サイトからの投票が多い上位3名が載ることができる。
ありがたいことに、あたしはここ数ヶ月載らせてもらうことができている。
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