チャラ男とちょうちょ
心当たりがあるとしたら、あの日。
それ以外にない。
「一回検査薬してみたら?」
「うん…」
あたしは真由美に言われたとおり検査薬を買ってきた。
だけど、すぐに試してみる勇気が出なくてとりあえず仕事に向かった。
体調があんまりよくないと伝えて、あたしはお酒を飲まずソフトドリンクにしていた。
みんな、夏バテだとか言って疑うことはなかったからホッとした。
仕事をしてても、自分の体がどうなってるのか気になって集中できなかった。
あたしは、普段から生理周期をきちんと把握してるわけじゃなかったし今さらだけどそういう自分を後悔した。
何とか1日が終わり、店長に送ってもらう。
「毎日異常な暑さだからな!そりゃあ具合も悪くなるよ」
「…ごめん」
「なんで謝るんだよ!本当に辛かったら連絡しろよ?病院連れてくから」
帰り際、店長はレモン味のミネラルウォーターを渡してくれた。
(ごめん、店長)
そう、何度も心で謝りながら店長の車を見送った。
それ以外にない。
「一回検査薬してみたら?」
「うん…」
あたしは真由美に言われたとおり検査薬を買ってきた。
だけど、すぐに試してみる勇気が出なくてとりあえず仕事に向かった。
体調があんまりよくないと伝えて、あたしはお酒を飲まずソフトドリンクにしていた。
みんな、夏バテだとか言って疑うことはなかったからホッとした。
仕事をしてても、自分の体がどうなってるのか気になって集中できなかった。
あたしは、普段から生理周期をきちんと把握してるわけじゃなかったし今さらだけどそういう自分を後悔した。
何とか1日が終わり、店長に送ってもらう。
「毎日異常な暑さだからな!そりゃあ具合も悪くなるよ」
「…ごめん」
「なんで謝るんだよ!本当に辛かったら連絡しろよ?病院連れてくから」
帰り際、店長はレモン味のミネラルウォーターを渡してくれた。
(ごめん、店長)
そう、何度も心で謝りながら店長の車を見送った。