チャラ男とちょうちょ
「そっか…。真奈美大丈夫?」
心配して真由美が飛んできてくれた。
あたしの好きなお菓子屋さんのケーキをたくさん買ってきてくれて。
「あたしは、大丈夫」
「無理してる!あたしにはわかるんだからね」
「…あたしのところには来たくなかったのかな、赤ちゃん」
「そんなことないよ!…でも、真奈美に心配かけたくなかったから赤ちゃんから出て行ってくれたのかもしれないね」
真由美のその言葉にまた泣けた。
そんなあたしを見て真由美も泣いた。
本当に本当に、赤ちゃんができたことはうれしかった。
何日もかけて気持ちを整理した。
やっぱりあたしが悪かったんだって思いは消えなかった。
「赤ちゃん、いなくなっちゃいました」
あたしがそう言うと、
「…真奈美ちゃん、大丈夫?無理してない?」
電話の向こうの龍さんは優しく言った。
だから、あたしはまた泣いてしまった。
短かったけど、あたしがママになれた期間は終わってしまった。
心配して真由美が飛んできてくれた。
あたしの好きなお菓子屋さんのケーキをたくさん買ってきてくれて。
「あたしは、大丈夫」
「無理してる!あたしにはわかるんだからね」
「…あたしのところには来たくなかったのかな、赤ちゃん」
「そんなことないよ!…でも、真奈美に心配かけたくなかったから赤ちゃんから出て行ってくれたのかもしれないね」
真由美のその言葉にまた泣けた。
そんなあたしを見て真由美も泣いた。
本当に本当に、赤ちゃんができたことはうれしかった。
何日もかけて気持ちを整理した。
やっぱりあたしが悪かったんだって思いは消えなかった。
「赤ちゃん、いなくなっちゃいました」
あたしがそう言うと、
「…真奈美ちゃん、大丈夫?無理してない?」
電話の向こうの龍さんは優しく言った。
だから、あたしはまた泣いてしまった。
短かったけど、あたしがママになれた期間は終わってしまった。