チャラ男とちょうちょ
龍さんに仕事のことを聞いてもらって気持ちが軽くなった。
告白?にはびっくりしたけど。
あたしは仕事を終えて、送りの車の中で店長に
「リオナを辞めたい」
と言った。
「なんか、やりづらいこととかあるのか?」
「違う。なんかね、kissに限ったことじゃなくてキャバクラ界に今、どんどん若い子が入ってきてるじゃん」
「確かに。昔に比べたら、キャバ嬢って仕事も身近なものにはなってるな」
「前は、若い子にも負けないって思ってたんだけど最近そんな気が湧かないの。それなのに、そんなのがNo.1だなんてkissの看板を軽いものにしてるような気がしてならなくて」
あたしがそう言うと、店長はしばらく無言になって何か考えているようだった。
あたしも、無理に店長に意見を求めるつもりはなかったからそれ以上は何も言わなかった。
マンションに着くと店長はレモン味のミネラルウォーターをあたしに渡してくれた。
「いつもありがと」
「リオナ、辞められるのは正直困る。オーナーには俺から話すから、とりあえず週1でいいから出勤はしてあとは休んで少し考え直してくれないか?」
と言った。
「わかった。…一番売上が出にくい曜日に出勤するよ」
とあたしは答えた。
わがままを言ってるのがわかってるから、せめて売上が少ない曜日に出勤して売上に貢献しようと思った。
売上を出す自信はあったから。
告白?にはびっくりしたけど。
あたしは仕事を終えて、送りの車の中で店長に
「リオナを辞めたい」
と言った。
「なんか、やりづらいこととかあるのか?」
「違う。なんかね、kissに限ったことじゃなくてキャバクラ界に今、どんどん若い子が入ってきてるじゃん」
「確かに。昔に比べたら、キャバ嬢って仕事も身近なものにはなってるな」
「前は、若い子にも負けないって思ってたんだけど最近そんな気が湧かないの。それなのに、そんなのがNo.1だなんてkissの看板を軽いものにしてるような気がしてならなくて」
あたしがそう言うと、店長はしばらく無言になって何か考えているようだった。
あたしも、無理に店長に意見を求めるつもりはなかったからそれ以上は何も言わなかった。
マンションに着くと店長はレモン味のミネラルウォーターをあたしに渡してくれた。
「いつもありがと」
「リオナ、辞められるのは正直困る。オーナーには俺から話すから、とりあえず週1でいいから出勤はしてあとは休んで少し考え直してくれないか?」
と言った。
「わかった。…一番売上が出にくい曜日に出勤するよ」
とあたしは答えた。
わがままを言ってるのがわかってるから、せめて売上が少ない曜日に出勤して売上に貢献しようと思った。
売上を出す自信はあったから。