チャラ男とちょうちょ
「今日、こんな感じだからせっかく来てくれたけどあんまり話したりできない」
「いいよ。真奈美のこと見てたいから」
裕貴はあたしの目をじっと見た。
それがあまりにも真っ直ぐすぎて、あたしは固まってしまった。
「リオナちゃーん」
社長が向こうで叫んでいた。
「呼んでるよ、行ってきなよ」
と裕貴は言った。
「また、あとで」
あたしは立ち上がった。
その時、裕貴の左耳にはいつものピアスがされてないことに気づいた。
あたしの気持ちが混乱する。
「いいよ。真奈美のこと見てたいから」
裕貴はあたしの目をじっと見た。
それがあまりにも真っ直ぐすぎて、あたしは固まってしまった。
「リオナちゃーん」
社長が向こうで叫んでいた。
「呼んでるよ、行ってきなよ」
と裕貴は言った。
「また、あとで」
あたしは立ち上がった。
その時、裕貴の左耳にはいつものピアスがされてないことに気づいた。
あたしの気持ちが混乱する。