チャラ男とちょうちょ
「でも…」
あたしは、普段プレゼントなどはおねだりしないし貰わないようにしている。
だったらその分お店で使ってくださいとお客様には話している。
ブランド品をバンバンおねだりして、もらう子もたくさんいるけど、あたしはあまりブランド品も宝石も時計も興味がなかった。
だからそう言ったのだけど。
それがキャバ嬢らしくないとお客様の間で広まって、じゃあそれなら見に行ってやろうとなったから、あたしはこうしてNo.1になれたのかもしれない。
「わかってる!プレゼントじゃなくてお土産として受け取ってくれないかな。いつもリオナちゃんにはよくしてもらってるから」
と青葉さんは言った。
せっかくの気持ちを無下にはできないから、それならということで受け取った。
キラキラした包みを開けると、中にはシルバーのハワイアンジュエリーが入っていた。
「すいません…」
「貸して。付けてあげる」
青葉さんは箱からそれを取り出すと、あたしの首に付けてくれた。
裕貴の前で、そういう場面を見られるのはなんとなく気まずい。
あたしは、普段プレゼントなどはおねだりしないし貰わないようにしている。
だったらその分お店で使ってくださいとお客様には話している。
ブランド品をバンバンおねだりして、もらう子もたくさんいるけど、あたしはあまりブランド品も宝石も時計も興味がなかった。
だからそう言ったのだけど。
それがキャバ嬢らしくないとお客様の間で広まって、じゃあそれなら見に行ってやろうとなったから、あたしはこうしてNo.1になれたのかもしれない。
「わかってる!プレゼントじゃなくてお土産として受け取ってくれないかな。いつもリオナちゃんにはよくしてもらってるから」
と青葉さんは言った。
せっかくの気持ちを無下にはできないから、それならということで受け取った。
キラキラした包みを開けると、中にはシルバーのハワイアンジュエリーが入っていた。
「すいません…」
「貸して。付けてあげる」
青葉さんは箱からそれを取り出すと、あたしの首に付けてくれた。
裕貴の前で、そういう場面を見られるのはなんとなく気まずい。