チャラ男とちょうちょ
出会い系で女子大生釣りました
この日の裕貴は本当に忙しかったみたいで、あたしを連れて部屋に帰るといつの間にか携帯を持ったまま寝てしまっていた。
「裕貴、こっちで寝ないと風邪ひくよ?」
「んー…」
その時、携帯が鳴った。
『小林那奈』
キャバクラのボーイをしてるんだから、女の子から電話が来ても不思議じゃない。
スカウトした女の子に、その場では断られても気が変わったら連絡してねって番号を教えることだってある。
だけどあたしは、なんだか良くない予感がした。
理由なんてない。
怪しいと思っただけ。
『小林那奈って調べて』
今の時代って便利になったなーと思う。
SNSでどんな子なのかすぐにわかっちゃうんだもん。
あたしは、お店からそういったものに登録するのを一切禁止されていたから、真由美に頼んだ。
「裕貴、こっちで寝ないと風邪ひくよ?」
「んー…」
その時、携帯が鳴った。
『小林那奈』
キャバクラのボーイをしてるんだから、女の子から電話が来ても不思議じゃない。
スカウトした女の子に、その場では断られても気が変わったら連絡してねって番号を教えることだってある。
だけどあたしは、なんだか良くない予感がした。
理由なんてない。
怪しいと思っただけ。
『小林那奈って調べて』
今の時代って便利になったなーと思う。
SNSでどんな子なのかすぐにわかっちゃうんだもん。
あたしは、お店からそういったものに登録するのを一切禁止されていたから、真由美に頼んだ。