チャラ男とちょうちょ
ビッグカップル
裕貴と別れてから、ショックは大きかったけど仕事は休まないでしっかり働いた。
そんな時だった。
あたしのお店に、1Caratというホストクラブの人気ホスト、涙香さんがお客様として来た。
もちろん、キャスト達は必死。
あたしは、名前は知っていたけどホストクラブなんて行かないし興味がなかった。
「愛咲リオナちゃん、指名で」
涙香さんはそう言った。
やっぱりーと他のキャストから残念そうな声がした。
「初めまして。ご指名ありがとうございます。愛咲リオナです」
あたしはマニュアル通りに挨拶して、名刺を渡した。
別に相手が超人気ホストだろうが関係ない。
「水割りでいいですか?」
「リオナちゃんのオススメは?」
「お仕事でいつも飲んでるでしょうから、飲まないのが一番です。…でも、どうしても飲むっていうなら緑茶割り。有料になっちゃいますけど、アセロラ割り…かな?」
と答えたら、涙香さんは笑った。
そんな時だった。
あたしのお店に、1Caratというホストクラブの人気ホスト、涙香さんがお客様として来た。
もちろん、キャスト達は必死。
あたしは、名前は知っていたけどホストクラブなんて行かないし興味がなかった。
「愛咲リオナちゃん、指名で」
涙香さんはそう言った。
やっぱりーと他のキャストから残念そうな声がした。
「初めまして。ご指名ありがとうございます。愛咲リオナです」
あたしはマニュアル通りに挨拶して、名刺を渡した。
別に相手が超人気ホストだろうが関係ない。
「水割りでいいですか?」
「リオナちゃんのオススメは?」
「お仕事でいつも飲んでるでしょうから、飲まないのが一番です。…でも、どうしても飲むっていうなら緑茶割り。有料になっちゃいますけど、アセロラ割り…かな?」
と答えたら、涙香さんは笑った。