どうやらイケメンに関わると ロクなことがないようです
私が彼の肩に手をかけ、下から持ち上げるように力を加えると、それに気づいた富永くんは体を起こした。
「私は大丈夫だから、ね?それにもう謝ってくれたし。」
「や、それじゃあまだ俺の気が収まんない。」
え?富川くんってこうゆうタイプなの?あまり喋らないから分からないんだよねー。寡黙タイプ、というか。
とくに女子とは喋らないタイプだし。
結構押しが強い?のかな...
「え...でも私は別に......」
「うん、じゃあさ、少しの間俺が永田さんの彼氏になる。」