兄妹ですがなにか?

紅音の父さんが口を開いた

「葵くん」

「はい」

緊張したように返事をした葵。

こんな葵始めてみた…

「紅音を怪我させたのは誰だ?」

そりゃ、紅鮫のやつらだろ。

「俺です」

「そうか。君は紅音を愛しているのか?」

「…はい」

「命をかけてでも、守っていく気はあるのか?」

「…紅音がそれを望むのなら。」

「そうか。」

「はい。」




シンとなった病室。

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