兄妹ですがなにか?


目の前にいた女は、泣きながら去っていった。


わるいな

俺は余裕のある心の中でそう言った



目の前でボケーっとしてる麻妃に声をかけた。



「麻妃?」

「…」

「麻妃ーー?」

「…っ」

ん?

「麻妃?」

「…ほんとに、両想いなの?」

泣きそうになりながらそう言った麻妃

やべぇって、その顔…

「あたりめーだろ」

俺は赤くなったであろう顔を隠してそういった。

「そっか、…うれしい」

目に涙をためて、

満面の笑みでそういった麻妃。

ーーーっ!!

やばいって、その顔!

「…雅人?」

黙ってる俺の顔を不安そうにのぞき込んだ麻妃

あ、


もう無理



「麻妃、好きだ」


俺はそう言って、麻妃の唇を奪った。


ん、

満足、
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