深愛なるキミ
「可愛い。すごく、すごく可愛いね」



「貸して。つけてあげる」



私の手からペンダントを取ると優志くんは立ち上がって私の後ろに立った。


冷やっとした感触の後には胸元に光るペンダント。



「やっと、渡せた。これ見た瞬間、真っ白で綺麗なひなたにピッタリだって思ったんだ。やっぱり似合ってる」



優志くんに後ろからギュッと抱きしめられた。さすがに、みんな見てるよ。


また感じるたくさんの視線。
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