深愛なるキミ
非難の声や好機の目に晒される辛さを私は体感して知っている。


あの辛さはどんな幸せなことも一瞬で消してしまうくらい苦しい。



「私が会ってその人の苦しみを取り除いてあげれるかはわからないけど会いたいって言ってくれるなら会ってみようかな」



私と同じように心ない言葉でそんな辛い思いをしているのなら話し相手くらいにはなりたい。素直にそう思った。



悲観的になんて一瞬でなれる。



だからこそ、そうならないために私は笑顔を絶やしたくない。
< 24 / 117 >

この作品をシェア

pagetop