深愛なるキミ

私の名前は横井ひなた。


小学生のときに交通事故にあって左足に後遺症が残り、左足は少しだけ引きずるようにしか歩けなくなってしまった。



命に問題がなくて良かったって両親やお姉ちゃんは涙を流して喜んでくれたけれどそれから私は好機の目に晒された。


それまで仲良くしてくれていたはずの友達もクスクスと私を見て笑うようになった。


小学生だもん。人と違うことをすればやっぱり変な目で見たり笑ったりするよね。

でも、私はずっと辛かった。


なんで私だけがこんな風になるんだろうって。笑えなくなって人とも話さなくなった。