深愛なるキミ

「それでも俺は全てを伝えます。ひなたに拒絶されても嫌われてもこの気持ちが変わることはないし、思い続けます。ひなたを傷つけた俺が言うことじゃないかもしれないけれどそれでもひなたに嘘をつきたくない」



嫌われても避けられても、嘘はつきたくない。


ひなたが真っ直ぐに俺と向き合ってくれたように俺もひなたに真っ直ぐに向き合いたいんだ。



キミの気持ちになるまでわからなかった。キミの強さ。俺にはなかった純粋な思い。



ただ適当に合わせて人を傷つけている意識もなく、無意識に言っていた心ない言葉。


それがどれだけ残酷かやっとわかった。でも、きっとそれが分かる人間なんて少ない。